私共、SCA事業協同組合は、2015年12月に、組合会員の事業に必要となる建設資材、事務用品や消耗品類を共同購買し、コスト削減を図ることを目的に、協同組合を設立いたしました。
また、昨今の情勢に応えるべく、組合会員の支援をしております。当組合は、SDGs(持続可能な開発目標)の考えに賛同し、企業活動の永続化と技術の伝承のため、組合会員と外国人技能実習生を結ぶサポートをしています。この外国人技能実習制度を通じ、技術の移転を行い、教育レベルを上げ、格差ゼロを目指してグローバル支援を行います。
加えて、労働環境の改善による企業イメージの向上を目指し、労働・人権配慮といったCSR(企業の社会的責任)へのサポートも推進していきます。
このような組合活動により、信用力が高まり、組合会員の受注拡大が期待できます。
現在、日本は少子高齢化の問題を抱えております。特に建設業においては就業者数の約6割が45歳以上である一方、34歳以下の若手層は約1割となっており、全産業を上回るペースで高齢化が進んでいます。このため、国内企業の将来にわたる担い手の不足が強く懸念されており、労働環境の改善をはじめとする雇用確保への対応が急務となっています。このような状況を変えるべく、当組合では登録支援機関の登録を行い、一定の専門性・技能を有する「特定技能」の受け入れを可能といたしました。また、開発途上国には母国の発展のため、日本のものづくりの技術を習得したいと願っている若者が溢れています。当組合では、それぞれのものづくりの現場を活性化させるべく、国を越えて人と人とを結ぶ手助けをさせていただきます。
今後とも当組合の事業内容にご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
代表理事 中島 一弘